企業の公式キャラクターをつくるとき、「こっちの方がかわいい」「この色が好き」と、好みの議論から抜け出せなくなることがあります。では、何をよりどころにデザインを判断すればよいのでしょうか。
ジーピーオンラインでは、自社らしさを体現する公式キャラクター「シビ」の制作に、半年にわたって取り組みました。本セッションでは、その過程で生まれた迷いと意思決定をたどりながら、抽象的な「自社らしさ」を、チームで共有できるデザインの評価基準へ落とし込む方法を紹介します。
出発点となったのは、社内外へのヒアリングで見えてきた「自分たちが思う会社」と「外から見える会社」のギャップです。生成AIとの壁打ちを通じてヒアリング内容を整理し、発想を広げながら、キャラクターの方向性を探りました。見た目で伝えることとコンテンツで伝えることの役割分担、利用シーンを想定したモックアップ検証、なかなか決まらない配色。そして、雷を「外に放つ」のではなく「自分に通す」という逆転の発想に至るまで、何に悩み、どう判断したのかを具体的にお話しします。
さらに、完成後のSNSやグッズ、イベントなどでの発信を通じて、キャラクターを「ブランドの顔」へ育てていく考え方にも触れます。





